2007年10月24日

潤いを与えるコラーゲンの嘘

飲めば肌が潤うといわれているコラーゲン。

コラーゲン飲料のコマーシャルのイメージはホントに肌がプルプルになる感じがしますよね。

しかし、考えてみるとコラーゲンの成分は

グリシン、プロリン、アラニンというアミノ酸から作られています。


これらのアミノ酸は必須アミノ酸ではない為、不足すると体で作られます。
※必須アミノ酸とは体内で合成できず、栄養分として摂らなくてはいけないアミノ酸の事です。

人は8種類の必須アミノ酸が必要です。

つまり必須アミノ酸から作られていないコラーゲンは不足すれば体の中で勝手にコラーゲンが作られるということです。

そして何よりも、コラーゲンを一生懸命とっても、体のたんぱく質の20%がコラーゲンなので、肌以外に使われる可能性が高いです。

(ちなみにコラーゲンは必須アミノ酸がほとんど含まれていないので栄養価値はほとんどありません。 )

だって原料は単なる油ですよ。

例えば普通のコラーゲンの原料ってウシやブタなどの大動物の皮膚、骨などや魚類の脂の部分とか これで作られている。


また、コラーゲンが不足しているとしたら栄養不足か、コラーゲンを合成する時に必要なビタミンCなどが不足している可能性が高いと思います。

要するにその人の肌の張りが足りないと感じたらコラーゲン以外の原因も考えられます。



そして何よりも、コラーゲンの服用によって美肌効果は科学的にはまったく実証されていません。


まあ、マイナスイオンみたいなもんです。


じゃあなぜ、コラーゲンを飲むと肌の潤うようになると誤認されたのか調べてみました。

ある本には
コラーゲンを内服する事によって関節リュウマチが改善される事があるようです。

海外でも改善データーがあるようです。
(コラーゲンを服用する事により免疫系が弱まり、関節リュウマチの症状が改善される事があるようです。)

その為、コラーゲンの内服が始まったようです。

そこで皮膚に塗るコラーゲンと関節リウマチに対するコラーゲンの効果とがいつの間にか混同され、健康食品会社の広告に「コラーゲンを食べると皮膚が若返る。」と誤認されて使われたのではないだろうか。

とその本では紹介されています。

これがコラーゲンの現実です。

もちろんこれ家の店出は扱っていません



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Posted by noriaki at 09:50│Comments(0)
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